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◆ 減量ペースの違いによる体組成変化と運動パフォーマンス変化 from トレーニングと栄養
http://changebodycomposition.blogspot.jp/2014/07/blog-post_7830.html

Table 1
http://2.bp.blogspot.com/-AfME2O42nxg/U8KP2-FpJaI/AAAAAAAAeZw/FziHPt8srx0/s1600/table1.png
Table 2
http://1.bp.blogspot.com/-32b5L2hlpYA/U8KP299dNBI/AAAAAAAAeZs/WgddBaMsJYA/s1600/table2.png
Table 3
http://4.bp.blogspot.com/-cIg5J2ZgIpQ/U8KP3fkZ0QI/AAAAAAAAeZ4/3em0DNlbO9k/s1600/table3.png
Figure 2
http://4.bp.blogspot.com/-42ouAH6Pbgs/U8KP25zasjI/AAAAAAAAeZ0/xQTDpCRzgnU/s1600/fig2.png

Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2011 Apr;21(2):97-104.
Effect of two different weight-loss rates on body composition and strength and power-related performance in elite athletes.
Garthe I1, Raastad T, Refsnes PE, Koivisto A, Sundgot-Borgen J.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21558571

遅い減量と速い減量をするグループに分けて、減量ペースの違いが体組成と運動パフォーマンスに与える影響を調べている。2011年の論文。
先に結果を書くと、ゆっくり減量した方が除脂肪体重と運動パフォーマンスに有利。

★2つの目標減量ペース
遅い減量:週あたり体重の0.7%ずつ減らしていくようカロリー制限をする。体重70kgだったら毎週0.5kg。
速い減量:週あたり体重の1.4%ずつ減らしていくようカロリー制限をする。体重70kgだったら毎週1kg。

★被験者
年齢:18-35歳
運動歴:エリートアスリート
人種:ノルウェー人
人数:男性11人、女性13人

被験者の競技種目はフットボール、バレーボール、クロスカントリースキー、柔道、柔術、テコンドー、ウォータースキー、モトクロス、自転車、陸上、キックボクシング、体操、アルペンスキー、スキージャンプ、フリースタイルダンス、スケート、バイアスロン、アイスホッケー。
被験者の詳しい身体データはTable 1に。


★食事
- 体組織1gあたり7kcalのエネルギーに相当すると仮定して、目標減量ペースから一日あたりのカロリー不足量を算出。
- 一日あたりの摂取量は、カロリーの25%をタンパク質、55%を炭水化物、20%を脂質。詳しいマクロ栄養素の配分はTable 2に。
- タンパク質摂取量は1.2-1.8g/kg
- 食事回数は、軽食も含めて一日5-7回。
- ミルクプロテインと炭水化物の含まれたドリンクをトレーニング後30分以内に摂取。
- サプリメントについては、クレアチンの摂取を禁止。マルチビタミンとタラの肝油(必須脂肪酸)が処方された。

★トレーニング
- 実験は各アスリートのオフシーズンに行われた。
- トレーニングは、週4回のストレングストレーニング。それに加えて各競技種目の専門トレーニングが平均週15時間程度。
- ストレングストレーニングの内容は、二分割で各部位週に2回トレーニング。メイン種目とアイソレートされたサブ種目を実施。
- 脚のメイン種目はクリーン、スクワット、ハックスクワット、デッドリフト。
- 上半身のメイン種目はベンチプレス、ベンチプル(bench pull)、ローイング、懸垂、ショルダープレス、体幹種目。
- セット数・レップ数: トータル12週間の場合、最初の4週間が3セット・8-12レップ、次の4週間が4セット・6-12レップ・次の4週間が5セット・6-10レップ。減量ペースが速くて実験期間が短い場合はそれぞれ期間を短縮。

★測定
- 体組成測定方法: DEXA
- 運動パフォーマンス測定: 40m走、垂直跳び(countermovement jump)、1RM(ベンチプレス、ベンチプル、スクワット)


★結果
<実験期間>
遅い減量: 8.5±2.2週
速い減量: 5.3±0.9週

<1日のカロリー不足量>
遅い減量: 19%±2%
速い減量: 30%±4%

<体組成変化>
・体重減少
遅い減量: 5.6%±0.8%(週平均0.7%±0.4%)
速い減量: 5.5%±0.7%(週平均1.0%±0.4%)

・体脂肪量減少
遅い減量: 31%±3%
速い減量: 21%±0%

・除脂肪体重変化
遅い減量: +2.1%±0.4%
速い減量: -0.2%±0.7%

・男女別の除脂肪体重変化(遅い減量グループと速い減量グループを合わせたデータ)
女性: +1.8%±0.4%
男性: 0.0%±0.7%

・男性の除脂肪体重変化
遅い減量: +1.7%±0.4%
速い減量: -2.0%±1.0%

<体組成変化の詳細>
- 遅い減量での除脂肪体重の増加は、主に上半身の除脂肪体重増加(+3.1%±0.8%)によってもたらされた。これは、一般的に上半身の方がレジスタンストレーニングに対しての反応が良い、さらにアスリートの場合は下半身はすでに十分鍛えられていて伸びしろがあまりない、といった理由によるものであろう。
- 女性の方が除脂肪体重が増加。体脂肪率が高めなことが影響しているのかもしれない。

<運動パフォーマンス>
Figure 2の通り。遅い減量の方が良い結果だが、遅い減量の方が実験期間が長いのでトレーニング期間も長い。測定種目全体の1RMを週あたりの変化で見ると、1.4%±0.7%と1.3%±0.5%でほぼ同じ結果になっている。

<目標達成について>
減量ペースの目標は週あたりの体重減0.7%と1.4%だが、達成できなかった人もいた。遅い減量では3人が、速い減量では5人が目標レンジから外れた。今回のデータには、達成できなかった人たちのデータも含まれている。達成できなかった人たちのデータを除外しても、結果に有意な違いはなかった。


☆感想☆
- サンプルサイズは小さいけど、ゆっくり減量した方が除脂肪体重と運動パフォーマンスに有利という結果が出ている。
- 実際の減量ペースの目安としては、体脂肪率15-20%程度の男性の場合、週に体重が1%以上減る減量ペースだと、レジスタンストレーニングを行っていても除脂肪体重に悪影響が出るリスクが高い。この実験は被験者が運動歴があって通常の体脂肪率なので、ボディメイクを続けている人にとって参考になると思う。
- 一般的に、体脂肪率が高いほうが減量時に除脂肪体重を維持・増加しやすく、体脂肪が減少しやすい。また、運動歴が少ない方が、減量時にレジスタンストレーニングを取りいれた場合に除脂肪体重の維持・増加が行いやすい。
- この実験でのタンパク質摂取量はそれほど多くないので、減量ペースが速くてもタンパク質の摂取量を2-3g/kgに増やせばある程度は除脂肪体重の減少を抑えられるかもしれない。
- 論文中で引用されている2004年のUmeda他(弘前大学)の実験では、被験者は38名の柔道選手、期間20日、減量ペース1.2kg/週、ストレングストレーニングは2時間/週、という実験条件で、減少した体重の61%が体脂肪、残りが除脂肪体重という結果になったとのこと。無料で読めないので私は中身は読んでないけど、減量ペースが速い、ストレングストレーニングのボリュームが少ないといった点が、除脂肪体重の減少につながってる可能性がある。


関連記事:
減量時のタンパク質摂取量による体組成変化の違い
http://changebodycomposition.blogspot.jp/2014/07/blog-post_19.html



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◆ ダイエットのために「運動」するのは逆効果かもしれない…|大量の論文を読破してわかった「10の事実」
https://courrier.jp/news/archives/76230/2/

事実8 エネルギー消費には上限があるのかも

運動だけでは減量しづらいもうひとつの理由として、エネルギー消費量がある時点で頭打ちになるという仮説がある。2016年に科学誌「カレント・バイオロジー」に掲載された論文で、ニューヨーク市立大学ハンター校のハーマン・ポンツァー准教授(人類学)たちがその証拠を示している。

ポンツァーたちは、ガーナや南アフリカ、セーシェル、ジャマイカ、米国などさまざまな地域から332人の成人を集めた。8日間かけて調査対象者をトラッキングし、加速度計を用いて身体活動やエネルギー消費量についてデータを収集した。

被験者は3つのグループに分けられた。あまり運動しない人、適度に運動する人(週に2〜3回)、活発に運動する人(ほぼ毎日)の3つだ。重要なのは、普段の運動量に基づいて分類したのであって、無作為に抽出した対象者にさまざまなレベルの運動をさせたわけではないということだ。

それぞれのグループで見られたカロリー消費量の変動のうち、身体活動による変動はわずか7〜9%程度だった。適度に運動をする人は、あまり運動しない人よりエネルギー消費量が多かった(1日あたり約200kcal)。

そして何より重要なのは、エネルギー消費量があるレベルに達すると、まるで壁にぶつかったようにそれ以上は増えなかったことだ。「総エネルギー消費量と運動量は相関関係にあったが、運動量が少ないときのほうがより強い相関関係がみられた」と論文に書かれている。

つまり、ある程度運動すると、それ以上はカロリー消費のペースが鈍化する。そして、いずれエネルギー消費量は頭打ちになると考えられるのだ。

「エネルギー消費量が頭打ちするというのは、標準的な考え方からかけ離れている」とポンツァーは言う。

「世界保健機関(WHO)やフィットネス用品のメーカーに聞けば、運動すればするほどカロリーをたくさん燃焼できると断言するだろう」

この調査に基づき、ポンツァーは従来の枠組みを覆す新しいモデルを提案している。ポンツァーはこれをエネルギー消費の「制約付きモデル」と呼んでいる。

それによると、運動が身体におよぼす影響は一次関数的ではない。かつて私たちの祖先は食糧の調達が不安定な状況下に暮らしていたため、どれだけ体を動かしてもある時点でエネルギー消費量に制約をつけるよう身体が進化したのではないかとポンツァーは考えている。

線形モデルと制約付きモデル(出典:Current Biology (2016))
https://courrier.jp/media/2017/02/10232733/diet02-625x352.jpg

ただ、これは単なる仮説に過ぎないので、さらなる裏づけが必要だ。また、身体活動を増やせばエネルギー燃焼量が増えることを示す調査結果も存在するので、折り合いをつける必要もある。いまのところ言えるのは、仮説としては非常に面白いということだけだ。


作者 : popcornista
作成日 : 2016/10/19 18:52:55
最終更新日 : 2019/08/22 16:38:26

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2019/08/22 16:38:26 ozma.beer/LowCarb_4nwbs (popcornista)
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テンプレ置き場を作るぞ(LowCarb_4nwbs)

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